新人の育成でメンター制度を導入した時の注意点

メンター制度を社員の育成手段として採用している会社は多くあります。中小企業から大手企業まで様々な企業で取り入れられている制度ですが、人と人とが接するため、問題ももちろん発生します。よくある問題としては、行き過ぎた指導が原因で新入社員が根を上げてしまうというものです。指導者側は良かれと思い、熱い指導を行いますが、受け手側とのギャップが生じることがあり、最悪の場合、パワハラとなる可能性があります。

また、反対に指導者側がパンクしてしまうということも起こりえます。責任感が強い指導者の場合、新入社員の成長が思い通りに行かないと責任を感じてしまい、悩んでしまうこともあります。いずれの問題も当人同士に任せすぎずに、しっかりと周りの先輩社員や上司が温かく見守り、時に優しいフォローをしてあげるという姿勢が大切でしょう。日本人の悪いところで責任と言う言葉を非常に好む性質があるので、メンター制度で指導責任が指導者1人になった場合、完全に丸投げをしてしまうということが往々にして起こります。そうならないためにもやはり、周りの温かいフォローと言うものが大切になると思います。

しかし、メンター制度を導入すると、新入社員が育ちやすくなり、指導に当たる若手や中堅社員も成長すれば、必然的に組織全体の総合力も高くなります。目先の仕事や業績を追うだけでなく、社員の育成を行っていくということも企業にとっては重要なので、中長期的に見て、しっかり取り組むべき施策なのではないでしょうか。